能登の現状
先日、私の趣味の話になりますが
バイクで能登半島まで行ってきました。
SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)と言うもので
太平洋側で日の出を迎え、陽が沈むままでに石川県羽咋市にある
千里ヶ浜海岸にたどり着くというイベント。
途中途中で指定の道の駅やSAをアプリを使って地点と走行距離を登録、
最低ポイントを達成させつつ日の入りまでにゴールするものです。
約13,000人のライダー(タンデムもあり)が出走。
期間は1週間、各自エントリーした日に出走です。


私は3回目の出走になりますがご存じの通り、昨年にあった能登震災や
豪雨被害もあって昨年はイベント延期やコース変更などもありました。
そして今年も全国各地からそれぞれエントリーした日に出発し千里ヶ浜を目指しました。
昨年からは「がんばろう能登!」を掲げて少しでも被災地への支援にと皆現地に訪れております。
色々と葛藤もありましたがやはり現地へ行って現状を見て、少しでも(金銭的に)
復興の手伝いになればとみんな走ってます。
近隣の宿泊地もこのイベントに期待をしていたと思います。
私は和倉温泉に宿を取りましたが、まだまだ崩壊した建物もそのままで
100%の営業ができているところは少ないです。
更に翌日は七尾市、穴水町、能登町、珠洲市を回ってきましたが
行く先々で山の崩落現場はそのまま、中には土砂に埋まった家がそのままだったりも。
幹線道路も崩落して半分はえぐれたまました。




写真に撮る事はできないくらいの状況のままです。
そんな中でもそこに暮らす人々は日常を過ごされておりました。
家も傾き、また瓦も載せられずブルーシートのまま。
もう1年半も経っているのに・・・・
本当に中央の議員たちは現状を見ているのでしょうか。
いち早い復興をお祈りしております。