梅雨時の転写紙の保管
弊社のある愛知県東海地方も遅めの梅雨入り宣言がありました。
毎日じめじめと嫌な季節到来ですが、水不足も深刻なので雨も降ってもらわないといけません。
こんな高温多湿の季節、転写紙の保管には十分気を付けていただきたいです。一番苦手な高温多湿。まず湿度が高いことで転写紙の表面の糊(でんぷん質)が水分で溶ける。そして高温ではカバーコートが軟化して紙どうしが引っ付いてしまいます。特に枚数を重ねて保管してありますと転写紙どうしが引っ付き板の様になってしまいます。
丁寧に剥がせば使えますが転写紙の台紙の裏がカバーコートに引っ付き、毛羽立った状態になっていると焼成時に下の絵具引っ張ってしまって絵柄にピンホールができてしまいます。
保管方法として、これらの条件にならないようなるべく涼しい場所に保管。そして転写紙事態に圧が掛からないように立てかけて保管。これだけでも転写紙の引っ付き防止になります。
せっかく購入いただいた転写紙を引っ付かせてダメにしてしまう事がこの時期は多いのです。
是非気を付けて保管してください。