スクリーン印刷のおけるフルカラー印刷って
かなりハードルが高いと思っております。
印刷用フィルムにそもそもグラデーションの網点があるものを
スクリーン版で抜く、言うなれば網戸を２枚重ねると
＊ハレーションが起きますがそれが出ない所を探して印刷するという
難題の先にある完成品になるわけです。＊ハレーション→モアレ・エフェクト
更にはカラー印刷は４色分解となりY・M・C・BKと４色重ねて
カラーに仕上がるのですが単色でモアレが出なくとも
色同士でまたモアレが発生することも。
スクリーン印刷業各社それぞれ独自のフィルムの角度調整や線数、
スクリーン版のメッシュ番手や角度を調整してこのモアレの発生を
抑えて印刷を仕上げていると思います。

弊社のカラー印刷は早くに上記の懸念部分の解消を研究し確率できました。
他社様に比べてより鮮明なグラデーションの表現ができると思います。
正直、現在のインクジェット印刷には鮮明度は及びませんが
スクリーン印刷を使うメリットとしてのインクの厚み、特色の追加等
踏まえますとスクリーン印刷でのカラー印刷においては上位になると思っております。
特に弊社が携わる窯業界で使用する転写紙に於きましては
無機インク・有機インクとも高解像度でのカラーの仕上がりに自信を持って
お勧めしております。